犬とオオカミの時間(韓国ドラマ)フル動画の無料視聴方法をチェック【1話〜最終回】

小学生のイ・スヒョンは、母親のギョンファとタイで暮らしていた。検事であるギョンファは国際犯罪組織、青幇を壊滅させようと捜査に明け暮れる日々を送っていた。ある日、スヒョンはアリという少女と出会う。2人は心を通い合わせるようになるが、やがてアリは両親が離婚するためタイを離れることに。幼い2人は再会を誓う。その頃、ギョンファは大規模な麻薬取引の情報を入手し、韓国の諜報員であるカン・ジュンホと共に現場に向かっていた。

母親を殺され、身寄りがなくなったスヒョンはジュンホに引き取られた。ジュンホにはスヒョンと同い年の息子ミンギがいた。兄弟のように育った2人は、父と同じく、国家情報院で働くことになった。ある日、ミンギに頼まれてソ・ジウという女性に会いに行くスヒョン。その女性こそ、タイで再会を誓ったアリだった。2人は再会を喜ぶが、ミンギはスヒョンに嫉妬してしまう。一方、空港では青幇の重要人物・マオが入国してきていた。

ジウの養父、ソ・ヨンギルのもとにマオが現れる。マオは13年前に別れたジウの実の父親だった。「大切なものを奪った代償を払え」と迫るマオだったが、そこに現れたジウの声を聞いて思わず胸を詰まらせる。ジウは自分に対するスヒョンの気持ちを期待するが、いい友達だと言われ落ち込む。国家情報院では、海外第1チームがマオたち青幇と韓国組織の接触現場に潜入捜査を開始しようとしていた。チームの一員として任務を遂行しようとするスヒョンだったが・・・

国家情報院をクビになり、自らの手でマオを捜し出そうとバンコクへやってきたスヒョン。だが彼を想うジウも、心配のあまりついて来てしまう。なんとかマオと接触したいスヒョンは青幇（チンパン）の中堅ボス、トニーに近づくが、逆に捕らえられてしまう。スヒョンからの連絡が途絶え、心配になったジウはミンギに助けを求める。元諜報員のピョンと共にミンギはスヒョンを捜索する。一方、ジウはスヒョンを捜してほしいと頼むため、13年ぶりに実の父のマオと対面していた。

ミンギたちに助けられ、韓国に戻って来たスヒョンを待っていたのは、チョン部長からのある提案だった。
それは、潜入捜査員となって青幇（チンパン）の手下になることだった。
ジュンホは反対するが、スヒョンは必ず無事に戻ると約束して任務を引き受ける。程なくして事故が偽装され、スヒョンは死んだことに。真実を知らないジウやミンギらは深い悲しみに暮れるのだった。2年後、ミンギはスヒョンのいた海外第1チームへの異動が決まり、ジウはまだスヒョンを忘れられずにいた・・・

相変わらずスヒョンは青幇（チンパン）の下っ端のまま、マオに会えずにいたが、ある日、マオがムエタイの試合を見に来ることを耳にする。
そこで偶然トニーがマオを殺そうとしていると知り、間一髪マオの命を救う。マオは命の恩人であるスヒョンを自宅に招待する。待ち続けたマオとの対面にスヒョンは緊張するが、任務を遂行するため、部下にしてほしいと頼む。一方、国家情報院では海外チームに異動したミンギが、スヒョンの穴を埋めるべく活躍していた。

スヒョンのことを忘れられずにいたジウだったが、ようやくミンギと付き合うことにする。同じ頃、マオたち青幇（チンパン）一派の韓国上陸にともない、スヒョンも帰国していた。
密かにジウの様子を見に行くが、ミンギと幸せそうな彼女を見てスヒョンはやりきれなくなる。そんな中、スヒョンはマオの重要な情報を遂に手に入れる。すべてを終わらせるためマオの元に向かうが、そこでマオから娘の写真を渡され警護を頼まれる。そこに写るジウの姿にスヒョンは言葉をなくしてしまう。

蜘蛛（クモ）派に狙われたジウを助けたために事故に遭い、スヒョンはすべての記憶をなくしてしまった。スヒョンからの連絡が途絶え、彼の身を案ずるジュンホは作戦の中止をチョン部長に申し出るが、簡単にはやめられないと却下されてしまう。スヒョンは記憶喪失のまま、青幇（チンパン）の人間として生きることに。一方、ジウは死んだはずのスヒョンに助けられたことをめぐって、ミンギとケンカになり2人の関係は気まずくなってしまう。

スヒョンを心配し、マオたちの盗聴を続けるなか、ジュンホはジウの実の父親がマオであることを知りがく然とする。スヒョンに瓜二つのケイと対面したジウは、ケイと会話を交わすうちにスヒョンとはまったくの別人だと悟る。そして、ようやくミンギの家に挨拶に行くが、父親であるマオのことを理由にミンギとの結婚を反対されてしまう。納得のいかないミンギはジュンホに食ってかかる。一方、情報院ではチョン部長とジュンホが密かにスヒョンを救うべく、作戦を実行するが・・・

青幇（チンパン）のサンシクにジュンホが殺された。
「お前が殺したんだ」と逮捕されたケイに詰め寄るミンギ。だが、ケイは証拠不十分で釈放され、ミンギは捜査から外されてしまう。ピョンはなおもスヒョンを利用しようとするチョン部長を責めるが、ミンギが作戦の邪魔にならないよう、彼のそばに付くよう命じられてしまう。その頃ジウは、ヨンギルの会社のリゾート開発事業への投資者がマオだったことを知り、仕事でケイと度々顔を合わせるようになっていた。

ジウがケイと一緒にいるところに遭遇したミンギは、なぜケイと会うのかとジウをなじる。何としてもケイを捕まえたいミンギは捜査から外されたままだったが、ピョンらに協力してもらい秘密捜査を開始する。ジウは仕事でケイと会っていたが、違う人と分かっていながらもスヒョンの姿を重ねてしまう。ミンギは捜査を進めるうち、ジウの実父がマオであることを知る。ジウがその事実を隠していたことで2人はまた険悪な雰囲気に。一方、ケイの元には差出人不明のメールが届く。

チョン部長に呼び出され、自分がイ・スヒョンだと告げられたケイは激しく動揺する。ジウの死んだ恋人の名前もイ・スヒョンだと聞きさらに混乱する。ジウは、ヨンギルや自分までもがマオたち組織の麻薬密輸に利用されていたことを知り、怒りに震える。そしてミンギたち情報院に助けてもらおうとヨンギルに訴える。再びチョン部長に呼び出されたケイは、自分が国家情報院の潜入捜査員だったという真実を知らされ、激しい戸惑いを覚えるのだった。

すべての記憶を取り戻したスヒョンは、記憶をなくしている間に自分が犯してしまった過ちに絶望する。スヒョンはそのまま海外に逃亡しようとするが、チョン部長に捕まってしまう。そして自分の父親が青幇（チンパン）での潜入捜査中にマオに殺されたという事実を知らされる。復讐のために再び青幇（チンパン）に戻るスヒョン。一方、ジウはケイがスヒョンなのではないかという疑いを拭いきれず、彼を呼び出して話を聞こうとする。

ミンギが青幇（チンパン）に捕まり、スヒョンはなんとかミンギを助け出す。ケイがスヒョンだったという真実を聞かされ、ミンギは衝撃を受けるが両親を殺したマオとの宿命に決着をつけると言うスヒョンに協力を申し出る。その頃、青幇（チンパン）ではミンギが生きていたことが発覚し、マオはケイを疑い始める。情報院内に青幇（チンパン）のスパイがいるはずだとにらんだスヒョンは、ミンギに犯人を捕まえさせようとする。

ケイがスヒョンだったことを知ったジウは、スヒョンとともにサンシクに殺されそうになるが、間一髪ミンギに救われる。
ジウは任務を降りてほしいと懇願するが、スヒョンは聞き入れようとしない。情報院ではマオたちがオークションの裏で麻薬の大規模取引を行う情報を入手。現場を押さえる作戦を実行する。だが、スヒョンとマオを説得しようとジウがオークション会場に現れ、ミンギも会場に入ることに。その頃、マオに追われる身となったサンシクも会場に到着していた。

大規模取引の現場を押さえ、情報院の作戦が成功した。
マオはケイとジウを連れて組織の別荘に逃げる。
そして「韓国には戻れないかもしれない」とジウに別れを告げる。スヒョンの任務が終わったのだと安心したジウは、スヒョンと2人だけでつかの間の時を過ごす。その頃、マオはケイが青幇（チンパン）の重要情報を持ち出したことに気づき、ケイがスパイだったことを知る。マオに呼び出され、ついにスヒョンはマオとの対決の場に向かうのだった・・・。