グッドワイフ~彼女の決断~(韓国ドラマ)無料動画配信チェック【1話〜最終回】

有能な検事イ・テジュンの妻として、幸せな毎日を送っていたキム・ヘギョン。だが、テジュンに収賄疑惑と女性スキャンダルが持ち上がり、家族の生活は一変する。ヘギョンは一家を支えるために、研修所時代の同期・ジュンウォンの助けを借り、MJ法律事務所の新人弁護士として働き始める。初仕事は夫殺しの罪に問われたキム・イニョンの保釈請求。研修所を出て以来、実に15年ぶりの法廷を前にして緊張するヘギョン。なんとかイニョンの保釈を勝ち取るのだが・・・。

夫に裏切られて以来、苦悩する日々が続いていたヘギョン。そんなヘギョンのもとへ、レイプ被害に遭ったという女子大生イ・ウンジュが依頼にやってくる。彼女を襲った財閥の御曹子チョン・ハヌクは、罪を認めず合意の上だと主張している。さらに、弁護士を通して、事件について一切口外しないことを条件に多額の示談金を支払うと申し出る。チョンからの謝罪を要求するウンジュは納得がいかず、ヘギョンにこう問いかける。「先生なら、どうしますか？」

ある日、ヘギョンはテジュンの控訴審を担当する弁護士に呼び出される。彼は、賄賂の受け渡しがあったとされる日に、テジュンが他の場所にいたという証拠が欲しいと言う。そんな中、MJ法律事務所にソ姉弟の父ジェムンが現れた。飲酒運転の末に衝突事故を起こし、駆け付けた警官を殴ってしまったジェムンは、ヘギョンに弁護を依頼しに来たのだ。裁判でも奔放なジェムンに手を焼くヘギョンだが、やがて彼の秘密を知ることになり・・・。

MJ法律事務所の稼ぎ頭デヴィット・リーと共に、離婚案件を担当することになったヘギョン。相談に訪れたのは、テジュンの宿敵であるチェ検事の妻ウンスクだった。ウンスクは長年にわたる夫との不和を訴えるのだが、チェ検事は取り合わない。さらに、チェ検事はヘギョンが妻をそそのかしていると思いこみ、報復にテジュンの保釈を邪魔しようと強硬な手段に出る。そんな中迎えた保釈請求の日、果たしてテジュンの保釈は認められるのか。

保釈が認められ自宅に戻ったテジュンは、収賄容疑を晴らすため控訴審の準備に取り掛かる。そんな中、かつて親しくしていた友人の息子ジェヨルが、ヘギョンを頼りMJ法律事務所を訪れる。前日の夜、友人と試験問題を盗もうとして学校の職員室に忍び込んだところ、警備員に見つかってしまい逃げてきたと言うのだ。ヘギョンが家まで送って行くと、突然やってきた警察によってジェヨルは殺人容疑で緊急逮捕されてしまい・・・。

ある日、ヘギョンの元にジェムンから連絡が入った。今度は交通事故に遭い、ヘギョンに助けを求めてきたのだ。ジェムンに付き添い病院を訪れたヘギョンは、職員ともみ合う1人の男性と出会う。話を聞くと、彼の妻は妊娠中に交通事故で脳死状態に陥ったと言う。しかし、彼に説明もないままに、延命治療が中止されようとしているのだ。ヘギョンはジュンウォンとともに、延命治療中止を差し止める訴訟の代理人として闘うのだが・・・。

友達同士でありながらキスを交わしたジュンウォンとヘギョン。ジュンウォンはヘギョンの態度が気になり、仕事中も上の空に。そんなある日、ヘギョンの後輩である弁護士のチャン・デソクが殺人の疑いで逮捕された。2年前、彼が担当した横領事件の裁判で、証人として出廷するはずの女性が突然失踪し、今になって遺体で発見されたのだ。さらに、この事件にはMJ法律事務所と顧問契約を結ぶチョ・グッキョンに関わりがあると判明する。

2年前の横領事件に絡み、チョ・グッキョンから証人を殺したと告白されたヘギョン。チャン・デソクの潔白を証明するため奔走するヘギョンは、夫テジュンがこの事件に関わっているのではないかという疑念を強める。迎えた公判の当日、ジュンウォンが法廷でショッキングな事実を告白する。デソクを逮捕したペク検事が、殺害された被害者女性と恋愛関係にあったと言うのだ。この告白に逆上したペク検事は、ジュンウォンにつかみかかり・・・。

チョ・グッキョンの自殺報道の後に、テジュンは記者会見に臨んだ。会見に同席するヘギョンの携帯には、ジュンウォンから思いを伝えるメッセージが届いていた。数日後、ヘギョンは夜中に突然ミョンヒから連絡を受ける。ミョンヒの友人チェウォンの家で、娘のベビーシッターをしていた大学生が遺体となって発見されたと言うのだ。チェウォンは殺人容疑のかかった夫を助けてほしいと訴える。しかし、検察による取り調べが始まると・・・。

ジュノとの競争を経て、正式にMJ法律事務所の弁護士として採用されたヘギョン。実力が認められたと喜んでいたヘギョンは、テジュンの担当弁護士オ・ジュファンが移籍してくることを知る。自らの勝利の裏に、夫の力が働いていたのではないかと思い悩むヘギョン。一方、テジュンの収賄容疑を巡り、検察はテジュンに不利な証言を引き出そうと画策する。そして、彼の元部下であるダンを証人として召喚した。果たして、ダンは何を語るのだろうか。

MJ法律事務所では、無罪となったテジュンの祝勝会が開かれていた。しかし、ダンがテジュンの愛人であったことを知ったヘギョンは、ひとり会場を後にする。そんな中、世間の注目を集める薬害訴訟が始まろうとしていた。エルバタイルという抗うつ剤の販売中止を求める訴訟であり、民事訴訟では初となる陪審員裁判だ。ミョンヒは、共同代理人としてヘギョンを指名する。さらに、重要な冒頭陳述を任されたヘギョンだが・・・。

製薬会社側の代理人ソン・ドンウクがMJ法律事務所を訪れた。原告側が訴えを取り下げるならば、被害者の救済を目的とした基金を設立すると言うのだ。薬の販売中止と遺族への謝罪を望むヘギョンは、この条件をきっぱりと断る。ヘギョンたちは、急に強気の条件を提示してきた相手方をいぶかしむ。一方、検事として復帰したテジュンは、ひそかにジュンウォンを呼び出した。驚いたことに、今度はジュンウォンに贈賄容疑がかかっていると言うのだが・・・。

テジュンと距離を置くため別居に踏み切ったヘギョン。さらに周囲には内緒で、ジュンウォンとつきあい始める。一方、MJ法律事務所に大きな依頼が舞い込んできた。かつて“画壇の異端児”として名を馳せた画家ク･ビョンホに、妻殺人の容疑がかけられたのだ。クの犯行という説が濃厚である中で、ヘギョンはジュンウォンと共に弁護を引き受けることに。判決が出るまでは無罪だと信じるヘギョンだが、あやふやな説明を繰り返すクに不信感を抱き・・・。

ヘギョンは不当解雇に対する集団訴訟の代理人になり、会社側の弁護士となったソン・ドンウクと再会する。不当解雇を受けた中の1人は、会社側から度重なる嫌がらせを受け、職場で自殺に追い込まれた。しかし、会社側は合法的な人員削減であると主張し、真っ向から対立することになる。一方、テジュンは、ジュンウォンが過去に判事の買収交渉に関与した件を調査し始める。心配したミョンヒは、ジュンウォンにヘギョンと別れるよう忠告するのだが・・・。

ある日、MJ法律事務所に1通の訴状が届いた。送り主は、以前リーが担当した離婚訴訟の依頼人チョン・ユジョンの前夫だ。リーが離婚を助長したせいで、財産分与のため自身が経営していた会社を処分せざるをえず、多額の損失を被ったと言うのだ。賠償請求額は、なんと100億ウォン！事務所は窮地に陥ることになった。ヘギョンはMJに入って間もない頃この仕事を手伝っていたため、証人として法廷に立つことになるのだが・・・。

判事へ賄賂を贈ったという疑いをかけられたジュンウォン。ヘギョンはジュンウォンの弁護を引き受け、テジュンと対立する。検察の手はMJ法律事務所にまで及び、大規模な家宅捜索が行われた。責任を取るため、ジュンウォンは事務所代表の座を降りることになる。ミョンヒは事務所が捜査の対象になるのを避けるために、ジュンウォンの事件とは距離を置く。そんな中、秘密裏に検察側の情報を収集していたダンが逮捕されてしまい・・・。